「家族」に関する調査

公明党福岡県議団は、2021年7月に福岡県で家族や家庭生活に関するインターネット調査を実施しました。

調査概要(インターネット調査)

〇調査目的 福岡県民に家族や家庭生活等を聞き、今後様々な施策を実施する際の資料とする。
〇調査時期 インターネット調査:2021年7月27日(火)~7月30日(金)
〇調査地域 福岡県
〇対象者 上記地域に居住する15歳から74歳の男女個人
〇標本抽出法 調査会社のインターネット調査モニターより抽出
〇調査方法 インターネット調査
〇有効標本数 4,237サンプル
グラフの記号の解説
N(n):回答した人の人数
SA:単一回答(回答を1つ選ぶ質問形式)
MA:複数回答(複数の回答を選ぶ質問形式)

子どもの性差による家庭内での役割分担

単身者を除く対象者の家族の、家事分担について、性年齢別にお聞きしました。

掃除・洗濯・料理・日用品の買い物・育児・介護の手伝いに関して、3歳から小学6年生までは「たまに手伝う程度」と「ほとんど・まったく行っていない」を合わせたスコアは、男女ともに90%前後で、とくに差はありません。しかし、[洗濯]は高校生女子が81%であるのに対し高校生男子は91%、[料理]は中学生で女子88%に対し男子は97%、高校生では女子84%に対し男子は95%と、中学生以上では女子の方が家事を行う割合が多くなっています。

男女の家事分担

成人男女の役割分担を検証するために、男女の家庭内での条件が比較的に均等と思われる、64歳までの共働きと65歳以上の男女について、家庭内の家事の4割以上を担っている人を集計しました。

掃除・洗濯・料理・日用品の買い物・育児・介護のすべてにおいて、明らかに女性のスコアが男性を上回っていることが分かりました。例えば35-64歳の男女を比較すると、[掃除]と[洗濯]がともに男性26%に対して女性88%、[料理]は男性16%に対して女性93%とおよそ6倍。[日用品の買い物]も男性31%で女性は92%、[育児]は男性17%女性43%、[介護]は男性4%女性7%となっています。おおかたの人が男女ともに年金暮らしである75歳以上を見ても男女差は顕著で、男女のスコアは、[掃除]15:43、[洗濯]16:44、[料理]は10:45、[日用品の買い物]も21:37となっています。ただし、おそらく孫の世話と考えられる[育児]は2:3、[老々介護]と考えられる介護は3:4と、少数ながらほぼ同率となっています。

家族の意義

家族の意義についても、お聞きしてみました。

全体のスコアがもっとも低かったのは、「子どもを産み育てる場所」でした。少子化が問題となっていますが、当調査でも「子どもを産み育てる場所」がもっとも低いスコアを示したことで、福岡県民の間でも、家庭とは子どもを産み育てる場所という観念がプライオリティの低いものとなっていることが明らかになりました。
しかし、この項目のスコアを性年代別に見てみると、男女ともに15-19歳で男性67%、女性68%ともっとも高く、20-34歳でも60%を超えていて、34歳以下の若い世代では、比較的高いスコアを示しています。これは、環境さえ整っていれば、若い世代が積極的に子どもを産み育てる意思を持っていることを示唆しています。

いま問題に感じていること・不足していること

「あなたご自身も含めたあなたの家族が、より充実して幸福な生活を送るために、いま問題に感じていること・不足していることをいくつでも選んでお答えください」との設問を設け、幅広い事柄について県民の意識を探りました。

「自分の老後が不安」「コロナ禍によって、行楽・旅行・外食などの家族の娯楽が制限されていることにストレスを感じている」がもっとも多く、いずれも39%となっています。続いて「全般的に家計が苦しい」が28%、「親は今は元気だが、将来親が認知症になったり介護を必要とする状態になることを考えると不安になる」が23%、など、経済的なものや将来への不安についての回答が多くなっています。

セクシャルマイノリティに関する意識

セクシャルマイノリティ(LGBTなどの性的少数派の人達)に関する意識についても、お聞きしてみました。

全体では「セクシャルマイノリティの人も、すべての面でセクシャルマジョリティ(性的な多数派)と同等の権利が認められるべきだ」との「全面容認」の意見は35%、「理想的にはセクシャルマイノリティの人も、すべての面でセクシャルマジョリティと同等の権利が認められるべきだが、現状では一部の権利が制限されるのはやむを得ない」との「現状では一部制限」は25%、「セクシャルマイノリティの人の権利が一部制限されるのは、少数派なのだからやむを得ない」との「制限はやむを得ない」は4%、「セクシャルマイノリティの人はほとんどの権利が制限されることを受け入れるべきだ」との「制限すべき」が3%、「よくわからない」は28%でした。性別では、「全面容認」は女性42%、男性29%と、女性の方がスコアが高くなっています。性年代別では男女ともに若年ほど支持が高く、もっとも高い女性15-19歳では57%、もっとも低い男性65-74歳は25%と半数になっています。「現状では一部制限」は男女差はほぼ無く、性年代別では高齢ほどスコアが高くなっており、男性15-19歳13%に対し65-74歳では33%と、約2.5倍になっています。

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