
●調査目的
家族・地域のみならず、趣味のサークル・インターネットコミュニティなど、幅広いコミュニティの実態を探り、県政の指針とする。
●調査方法
Webによるアンケート調査
モニター登録者にeメールにて調査の案内を行い、指定のURLにアクセスしてもらい回答を得た
●調査エリア
福岡県
●調査対象者
上記エリア内に在住の18〜59歳の男女
●調査サンプル数
有効 1,094サンプル
| 全体 |
18〜29歳 |
30〜39歳 |
40〜49歳 |
50〜59歳 |
計 |
(人) |
| 男性 |
141 |
141 |
115 |
136 |
533 |
| 女性 |
146 |
147 |
125 |
143 |
561 |
●調査実施日
2009年12月18日(金)〜12月20日(日)


- 「あなたとの結びつきが強いと思われるコミュニティを5つまで選んでください」と聞いたところ、全体では「家族」が約87%と9割近くを占め際だったスコアを示しています。次いで「親戚」29%となっています。それに比べて「隣近所」は15%、「(町内会や自治会などの)地域コミュニティ」は8%で、県民が現在はあまり地域との結びつきを深めていないという結果になっています。
- 性年代別に見ると、「家族」では、女性の方が高い傾向にあります。「親戚」では50代女性が高めです。「職場」は大きな男女差は見られませんが、若い男性で比較的に低めの傾向が出ています。
- 「スポーツや趣味など」で、女性では年齢が高いほど結びつきが強いという結果が出ており、中高年の女性の活発な余暇活動を窺い知ることができます。
- 他の項目に比べて全体のスコアが低めの「ボランティア」ですが、性年齢別では男性18〜29歳が高めな以外は、各年代で大きな差はなく、「ボランティアは若い人の行うこと」と一概には言えないことがわかります。
- 「mixiなどのネットコミュニティ」では、男性は年代間に差が無く、女性では50代が16%と18〜29歳とほぼ同じスコアとなっています。ここでも「ネットコミュニティは若い人のもの」という先入観は当たっていないと言えるでしょう。

■性年代別



- 最近3年間に所属していた(している)コミュニティは、全体では「mixiなどのネットコミュニティ」と「スポーツや趣味などの集まり」が共に約26%で最も多くなっています。次いで多いのが「地域コミュニティ」(24%)です。
- 性年代別では、「地域コミュニティ」で男女ともに年代によって大きな隔たりがあり、高齢の人ほど地域コミュニティへの参加が多くなっています。「スポーツや趣味などの集まり」は男女で全く逆の傾向が見られ、男性では若い人ほど所属率が高く、女性では逆になっています。
■性年代別



- コミュニティに入った理由は、全般的には「情報の提供や交換のため」「知識の向上」「楽しい」などが多く挙がっています。「ネットコミュニティ」でも、「友人や知人を作りたかったから」よりも「情報の提供や交換」や「楽しい」の方が多くなっており、「心のよりどころ」と答えた人も少数です。
- 因みに「友人や知人を作りたかったから」と答えた人の最も多いコミュニティは「共通の人の集まり(子育て・病気・仕事など共通の立場や考え方を持った人の集まり)」(41%)で、「心のよりどころ」と答えた人の最も多いコミュニティは、「ボランティア」(27%)です。










- 生活満足度(恵まれていると思っているかどうか)と結びつきが強いコミュニティとの関係を分析してみました。全般的に生活満足度の高い人ほど様々なコミュニティと強い結びつきを持っているようです。但し、「職場」と「mixiなどのネットコミュニティ」ではその傾向が見られず、逆に生活満足度の低い人が結びつきを感じている傾向が見られます。
■生活満足度

■生活満足度別




| 氏名 |
高橋 雅成(たかはし まさなり) |
| 選挙区 |
福岡市博多区 |
| 当選回数 |
2期 |
| 生年月日 |
昭和33年1月15日 |
| 所属委員会 |
・県土整備常任委員会委員
・空港対策調査特別委員会委員 |
[ コミュニティ調査所感 ]
高橋雅成
家族や学校・職場、地域といった伝統的なコミュニティに加え、近年はインターネットや趣味などを通じて新しいコミュニティが生まれているのではないか。そして、第4のコミュニティともいえる、こうしたコミュニティへの帰属意識や依存度が年々大きくなっているのではないか。そんな問題意識から調査を進めました。
結果の一部はご覧になっていただいた通りです。
ほかにも興味深い結果がたくさんありました。何らかの第4のコミュニティに属している人が65%にも上ったこと、ボランティア団体に所属してみたいと答えた人が15%ととなり、実人口に換算すると40万人以上の県民がボランティアに関心を持っていると推定されることなどでした。
また、地域のコミュニティにかかわりを持つ最も大きな理由は子どもであることもわかりました。今後、少子化が地域コミュニティの崩壊につながるかもしれません。コミュニティ再生のためにも少子化傾向を反転させる施策が求められていると思います。
今回の結果を県政運営に反映させてまいります。
