
■調査概要
●調査目的
【健康寿命の延伸】に向けた地域での取り組みを推進するため、県民の食や健康への意識を把握するとともに、新たな施策を考察することを目的とする。
−調査背景−
平均寿命が延びる中で、健康上の問題で日常生活が制限されることなく、また介護・医療に頼ることなく、自立して健康に暮らすことができる期間、いわゆる【健康寿命】を延ばしていくことは、社会保障負担の軽減の面からも、益々重要になるものと思われます。
そのためには、現役世代の方も含め、普段の食生活から健康を意識することが重要です。
食生活の面から、県民の【健康寿命の延伸】を考えた場合、例えば地域の飲食店との連携による施策等、新たな事業への取り組みも、必要になってくるかと思われます。
●調査時期
2018年7月27日(金)〜29日(日)
●調査地域
福岡県全域
●対象者条件
上記地域に居住する20歳から69歳の男女個人
・本人または同居家族が、マスコミ・広告代理店・調査会社や議員に従事していないこと
※医師・病院勤務の方も除く
●標本抽出法
ビデオリサーチ社提携企業のインターネット調査モニターより抽出
●調査方法
インターネット調査
●有効標本数
1,000サンプル
●標本構成
(上段:人 / 下段:%)
| |
総数 |
男性 |
女性 |
| 全体 |
1000
100.0 |
500
50.0 |
500
50.0 |
男性 20代 |
男性 30代 |
男性
40代 |
男性
50代 |
男性
60代 |
女性
20代 |
女性
30代 |
女性
40代 |
女性
50代 |
女性
60代 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |
100 10.0 |


- 現在の健康状態について「健康」だと思うと回答した方は80.6%で、全体の約8割の方が、ご自身について「健康」だと思っています。
性年代別にみると、男性は、年代による差が大きく、20代では9割強の方が「健康」だと思う一方、50代では「健康」だと思う方が7割を切るスコアとなっています。
- 普段から自身の「健康」に気を配っている=「意識している」方は59.5%で、全体の約6割の方が、普段から「健康」について「意識している」と回答しています。男女とも若年層(20代)では、「意識している」方の割合が全体に比べて低めとなっている一方、男女とも60代においては「意識している」方が7〜8割と、全体に比べ高めとなっています。
- 普段の「食生活」において、健康を「意識している」方は58.0%となっており、全体の約6割の方が、普段の食生活においても、健康を「意識している」と回答しています。性年代別にみると、男性20代・30代では、普段の「食生活」において、健康を「意識している」方の割合が4割と、他の年代に比べて、特に低めのスコアとなっています。また、女性は男性に比べて「意識している」方の割合が高めとなっており、特に60代では84.0%と、非常に高いスコアとなっています。
【 現在の健康状態 】 <全体(N=1,000)>※健康:非常に健康だと思う+まあ健康だと思う+どちらかといえば健康だと思う
【 普段の健康意識 】 <全体(N=1,000)> ※意識あり:とても気を配っている+まあ気を配っている
【 普段の食生活における健康意識 】 <全体(N=1,000)> ※意識あり:とても意識している+まあ意識している


- 食生活において健康を意識している方に、意識するようになった「きっかけ」を尋ねたところ、全体でもっとも多く挙げられた項目は「現在の健康状態を維持したいから」の55.9%で、次いで高い「現在の体型・体重を維持したいから」の39.1%を、16ポイント上回る高いスコアとなっています。
- 「体調の変化・気になる症状が出始めたから」は全体で24.1%、「検診・人間ドックで異常が見つかったから」は全体で9.7%となっており、実際の体調変化・自覚症状があらわれてからではなく、食生活を通じて、出来るだけ現在の健康状態を保ちたいという意向を持つ方が多かったようです。
- 女性は男性に比べて、「テレビ、新聞、ネットなどで情報を得たから」のスコアが高めとなっています。
- 一方で、男性は「検診・人間ドックで異常が見つかったから」が14.2%と、女性のスコアを8ポイントも上回っています。
【 普段の食生活において健康を意識するようになったきっかけ 】


- この1年以内に、内容を問わず、ご自身が健康診断または人間ドックを「受けた」という方は、全体の51.4%でした。
言い換えると、全体の半数近くの方は、この1年以内に、内容を問わず、ご自身が健康診断・人間ドックを「受けていない」ということになります。
- あわせて、この2年以内に、市区町村が実施しているがん検診を受診したことがあるか、がんの種別毎に尋ねたところ、肺がん検診を「受診した」という方は11.6%、大腸がん検診を「受診した」という方は14.4%、胃がん検診を「受診した」という方は14.2%でした。
いずれのがん検診につきましても、「受診していない」方が8割を超えるという結果となっております。
- あわせて女性の方に、子宮頸がん検診・乳がん検診について尋ねたところ、それぞれ「受診した」という方が、3割を超えるスコアとなっています。
【 健康診断(人間ドック)受診有無(1年以内) 】 <全体(N=1,000)>
【 市区町村がん検診受診有無(2年以内) 】


- 「健康寿命」に関して、「言葉も意味も知っている」という方は45.0%、「言葉は知っているが、意味はわからない」という方は32.1%で、あわせて全体のおよそ8割の方が、「健康寿命」という言葉自体は既にご存知でした。
- 性年代別でみると、女性60代では「言葉も意味も知っている」が68.0%と全体を23ポイント上回っており、言葉自体の認知も9割を超える非常に高いスコアとなっています。
- ご自身の「健康寿命」についてお考えを尋ねたところ、「可能な限り延ばしたいと思う」32.1%・「出来れば延ばしたいと思う」38.1%で、あわせて、全体のおよそ7割の方が、ご自身の「健康寿命」を「延ばしたいと思う」という意識を持っていました。
- また男女とも、年代が高くなるにつれて、スコアも高くなる傾向がみられ、女性60代では「延ばしたいと思う」方が8割に達しています。
また、女性20代においてもスコアが7割を超えており、若年層でも女性の意識の高さが窺える結果となっています。
【 「健康寿命」認知 】 <全体(N=1000)>
【 「健康寿命」に関する意識 】 <全体(N=1000)>


- 普段外食される頻度を尋ねたところ、全体のおよそ8割の方が、普段外食をすると回答しています。女性に比べると、男性の方が「ヘビー層(ほぼ毎日+週に4〜5日程度)」の割合が高めとなっています。
- 普段外食する際によく利用する店舗形態として、多く挙げられたのは「ファミリーレストラン」「うどん・そば店」で、全体のおよそ半数の方が、よく利用すると回答しています。
また、女性では「回転寿司店」が、男性では「中華・ラーメン店」「居酒屋」「牛丼チェーン店」のスコアが、全体に比べて高めとなっています。
- あわせて、普段中食(惣菜・弁当)される頻度を尋ねたところ、外食同様、全体のおよそ約8割の方が普段利用すると回答しています。
- 惣菜・弁当の購入場所として、もっとも多く挙げられていたのは「スーパー」78.9%で、続く「コンビニエンスストア」を30ポイント強上回る、高いスコアとなっています。男性では「コンビニエンスストア」が51.8%と、女性に比べて高めのスコアとなっています。
【 よく利用する外食店舗形態 】 <n=外食利用者>


- 普段の食生活において意識することについて尋ねたところ、全体でもっとも多く挙げられたのは「野菜を多く取ろう」で、スコアは51.0%でした。
以下「塩分のとり過ぎに注意しよう」44.2%、「カロリーのとりすぎに注意しよう」40.4%、「糖分のとりすぎに注意しよう」34.2%と続いています。
なお「特にない」も20.3%と、2割を超えるスコアとなっています。
- 男性は女性に比べると、全体的に「意識」のスコアが低めになっており、「特にない」が27.0%と、高めのスコアとなっています。
- あわせて、普段の食生活において「実践している」ことについて尋ねたところ、全体でもっとも実践している方の割合が高かったのは「野菜を多くとる」で、スコアは69.0%でした。以下「塩分をひかえる」54.2%、「糖分をひかえる」47.1%、「カロリーをひかえる」47.0%と続いています。
- 「実践している」についても、男性は女性に比べると、全体的に、いずれの項目ともスコアが低めとなっています。
【 普段の食生活で意識すること 】
【 普段の食生活で実践していること 】 ※実践している:いつもしている+まあしている


- 通常より健康志向の高い食材/メニュー/お惣菜・お弁当類について、自身の食生活に取り入れたいかを尋ねたところ、「取り入れたい(是非取り入れたい+まあ取り入れたい)」と答えた割合が、全体でもっとも高かったのは「野菜が多くとれるもの」で、スコアは86.7%でした。
それ以外の項目についても、およそ8割の方が、自身の食生活に取り入れたいと答えています。
- 男女別でみても、もっともスコアが高かったのは「野菜が多くとれるもの」でした。特に女性では93.2%と、非常に高いスコアとなっています。
- あわせて、通常より健康志向の高い食材/メニュー/お惣菜・お弁当類について、多少価格が高くても、利用したいと思うかどうか尋ねたところ、「利用したい(是非利用したいと思う+時々利用したいと思う)」と思う方の割合が、全体でもっとも高かったのは、「野菜が多くとれるもの」で、スコアは70.6%でした。
- それ以外の項目についてみても、価格に関する条件がない場合と比べるとスコアはやや低いものの、全体で6〜7割の方が、多少価格が高くても、利用したいと答えています。
【 健康志向食材・メニュー・惣菜・弁当類利用意向 】 ※取り入れたい:是非取り入れたい+まあ取り入れたい
【 健康志向食材・メニュー・惣菜・弁当類価格許容度 】 ※利用したい:是非利用したいと思う+時々利用したいと思う
