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| 公明党福岡県議団 >>議会質問集 >>代表質問(2003年6月) >>12.警察行政 |
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K代表質問(警察行政)
次に24時間化に伴う警察行政について伺います。
社会はいわば犯罪との闘いの為警察、裁判所、刑務所、保護観察所といった組織を次々と作ってきました。当然ながら多くの人々は、犯罪が何故起こるのかに関心を寄せ、犯罪の少ない社会を夢見て今日に至っております。しかし、その夢は依然実現していません。アメリカの犯罪激増を背景に誕生した「やぶれ窓理論」という言葉があります。「やぶれ窓」とは文字通りガラスが壊された窓の事ですが、これは犯罪学では地域社会の崩壊の兆候と捉えています。たとえば、ビルの窓ガラスを割れたまま放置すると、さらに他の窓も割られ、しだいにその建物自体が壊されたり、いたずら書きされたりして廃墟と化していきます。そのような建物があちこちに見られるようになると犯罪者、非行少年、薬物中毒者などのたまり場になって危険地帯となり地域社会全体が荒廃し治安が悪化するということであります。
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つまり「やぶれ窓」理論は、些細な事柄でも放置することなくすぐに修復し、きれいな窓を保持する事が建物を健全に維持するのに必要であるとする理論であります。同様に地域社会もまさに軽微な犯罪や非行を行った者を検挙・補導する事なく放置するとさらに重大で凶悪な犯罪が多発するようになり、地域全体の治安の悪化を招く事になると警鐘を鳴らしています。
現在の福岡県の治安情勢を見てみると、犯罪発生は右肩上がりで増加する一方、検挙率は下がり、発生の時間帯は昼夜を問わず24時間化傾向が顕著となっています。これでは「やぶれ窓理論」とは逆行することになり、当然のこととして、県民からは「パトロールを強化して欲しい」、「事件事故には迅速に対応して欲しい」などといった要望があがっています。
このたび、県警から交番や駐在所を四割削減する方針が示されました。悪質な犯罪が後を絶たない時だけに住民の不安は膨らむ一方で、「交番や駐在所が遠くなると住民の声が届きにくく、パトロールも疎遠になるのでは」との不安の声が上がっています。こうした声に応えるとともに、犯罪の悪質巧妙化、ハイテク化、外国人などによる組織化など、多様化して行く犯罪に迅速に対応していくことが肝要かと思います。
そこで、警察本部長に伺います。
一つ目は、過去5年間の犯罪発生率と検挙率はどのように推移しているのか。二つ目は、検挙率が下がっている現状を見ると、今回の交番、駐在所の統合、再編に対する地域住民の不安は当然であろうと考えられますが、これをどのように解消していくのか。最後に、今回の見直しが結果として効を奏していくには、警察官個々の執行力向上と、警備会社や地域防犯協会等との連帯強化が強く求められます。県警本部長の見解を求めます。
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